すでに書いたように金曜日、日曜日共にスタンダード大会で1位でした。
この2日間で使ったデッキには結構違いがあります。
金曜日バージョンについては2つ前の記事を参照してください。
以下が日曜日時点でのリストです。


メインボード60

土地26
4神聖なる泉
4蒸気孔
4氷河の城砦
4硫黄の滝
4断崖の避難所
3聖なる鋳造所
1僻地の灯台
1魂の洞窟
1島

クリーチャー4
3瞬唱の魔道士
1霊異種

プレインズウォーカー2
2思考を築く者、ジェイス

2火柱
3灼熱の槍
3熟慮
2アゾリウスの魔除け
1イゼットの魔除け
3雲散霧消
3戦導者のらせん
3至高の評決
2変化+点火
1軍勢の集結
1終末
1中略
3スフィンクスの啓示

サイドボード15
4聖トラフトの霊
2終末
2火柱
2イゼットの静電術師
1払拭
1中略
1トーモッドの墓所
1墓場の浄化
1磨耗+損耗


金曜日はカウンターバーンと称していたように、
火力を大量に採用してみました。
それによって各火力の採用枚数を説明しやすくなったと思います。

・火柱
よく効く相手(マナクリーチャー、復活の声、不死を持つクリーチャー)
これらのカードはいずれもトリココンにとって嫌なカードです。
順に、序盤を短くするカード、トリココンのコンセプトを潰すカード、全体除去が効かないカードです。
よって確実にメインから採用したいカードですが、
それ以外のカードに対しては大したことのないただのソーサリー火力です。
現在ナヤブリッツは以前のように多くなく、高速ビートダウンはグルールビートダウンあたりが多いように思います。
もちろんグルールにも多くのタフネス2クリーチャーが搭載されているのですが、
このデッキで中核となるのは《火打ち蹄の猪》《ボロスの反攻者》《地獄乗り》のようなタフネス3のクリーチャーです。
多く搭載すると、対戦相手によっては無駄牌となる可能性も高いので、
2枚程度の採用となります。

・灼熱の槍
汎用カードです。
何の変哲もない火力呪文ですが、
上の火柱が大したことのないカードとなる理由として3点というダメージ量の重要性を書いたように、
3点火力と最も使いやすいこのカードは3枚程度の採用となります。

・戦導者のらせん
私が現在もっとも愛する火力呪文です。
4点というダメージ量も重要な数字です(1点ダメージが上がるごとに出来ることが倍々で増えていくくらいの感覚です)。
例えば現環境に《稲妻のらせん》があったとしてもこのカードは採用するでしょう。
回復の重要性は言うに及ばず、
4点で落とせるカードには出してすぐに+能力を起動した各種PWが含まれるのです(《ヴェールのリリアナ》《原初の狩人、ガラク》《イニストラードの君主、ソリン》)。
出てしまったPWに対処する手段がほとんど火力だけになってしまうこのデッキにおいては、
1枚で対処できるこのカードの重要性は非常に高いです。
他にも《狂気の種夫》を出してから落とせるのも大きいですね。
このカードは3枚の採用になります。
重いのに多くない?と思うかもしれませんが、
ビートダウンデッキ相手に、これを撃てるまで耐えられないというならば、
それ以外の部分に問題があります。
4マナ揃えて全体除去を撃つのが基本ならば、
後続に撃ち込めるこのカードは、
流したあとの絶対的優位を提供してくれるのではないでしょうか。

・変化+点火
リアニメイトに大きな力を発揮するカードです。
基本的に撃つ相手は《スラーグ牙》か《静穏の天使》でしょう。
そうでなくても2マナ2点火力として使えます。
過度の期待は厳禁ですが、
苦手なデッキにメタれる、他にも用途があるカードということで、
入れておきたいカードです。
5マナあればほとんどのクリーチャーを確実に除去できるというのも、
除去を火力に頼るこのデッキにおいては無視できない要素でしょう。
普段遊ぶお店でのリアニメイトの数が少し増えてきたので、
2枚の採用になっています。


実際カウンターバーン型を使う前と後での採用枚数はそれほど変わっていないのですが、
多く入れたときの腐りやすさを確認できたのはよかったと思います。
むしろ消去法で腐りやすさをもとに枚数を確認しなおした面がありますので、
これらの理由はでっち上げかもしれません。(~なので○枚になります、って唐突で枚数の確率に基づいた具体的な計算がないですもんね)
しかし撃ちたい対象、よく撃つ対象としては以上の感覚で間違いないと思います。

除去についての変更は《アゾリウスの魔除け》が3枚ではなく2枚で確定し、
その枠に《変化+点火》が入ったという感じでしょうか。


他に《イゼットの魔除け》《電謀》については前回より変更(前者は追加、後者は削除)がありますが、
それらはドローカードやカウンターについての項とサイドボードについての項で扱います。


こんなに長く書くつもりなかったけど長くなったので、
直前に項でとか言ったように分けます。

意味がわからない、ここをもっとわかりやすく書け、ここについて触れろとかあったら言ってください。

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