昨日メンツが足りてたのでドラフトに参加できなかった私は後ろでみんなのピックを見てあーなるほどねと声を上げる仕事に従事していたのですが、
終わったあとにどうすんのが良いんですかとどうせ【この環境のドラフトもう終わり】*1だから今更じゃんというところだったのですが聞かれまして、
当たり障りのないことを言ったらそんなんもう誰かのDNで見たことあるよ!と言われましても書いてる人はきっと勝ってるからイキって書いてるんではないかと思うので、
勝っている以上そりゃあ【それなりに勝ってる私】*2と意見かぶるでしょうというところなのですが、
このように自分が結構勝っていることをアピールしつつもイキってこういう長文を書くことにした理由とさせていただきます。

まず、環境のアーキタイプを知る必用があります。
これは構築戦と同じですね。

Tier1と言っても良さそうなデッキは、
赤黒ハスク、青緑テンポ、白黒オーラでしょう。
続いてTier2に白黒ライフゲイン、スリヴァーでしょうか。
実際この環境、アーキタイプと呼べそうなものはこのくらいです。
基本セットだけあって、非常に基本的なカードが多く、
単純な環境が故ですね。
しかしそれは裏を返すと、他のデッキがシナジーで組めていないんだから、
シナジーがあるデッキを組めば、他の人より強いデッキになるということです。

各デッキを紹介していきましょう。
まずスリヴァー。
M14でのゲストメカニズムですが、
基本的には組むに値しないと考えています。
デッキの核となるカードはもちろん捕食スリヴァーなのですが、
このカードを多く集めることが困難です。
それというのも、スリヴァーと関係のない緑のデッキを組んでいる人も、
【2マナ2/2で水準のスペックに達している】*3ということで、
捕食スリヴァーを割と早い手順でピックしてしまうのです。
【実際はこの環境において、2マナ2/2は不十分なスペック】*4であるため、
これをピックした緑のデッキが勝つのは難しくなると思います。
共倒れしてもらいましょう。
環境の速度をこの環境において最も速いデッキから考えるとすると、
それはスリヴァーではあるのですが、
最速の動きで1ターン目先制スリヴァー、2ターン目捕食スリヴァー、3ターン目収差スリヴァーと、そこまで圧倒的なものとは言い難いです。
例えばこの状態で、対戦相手が2/3を立てているだけで、収差スリヴァーしか攻撃できなくなってしまいます。
後述しますが、先ほど2/2を実際は不十分なスペックであると書きましたが
【この環境は多くの実用レベルのタフネス3クリーチャーが存在する】*5ため、
このような事態は多く起きるのです。
さらに、軽量クリーチャーを並べる戦略を取るとして、
2マナのスリヴァーは他に歩哨スリヴァーがいますが、これは白のカードです。
高速ビートダウンとして組もうとすると、3色になってしまうというのは、
【マナ安定カードが少ない】*6この環境において致命的です。
各色に存在するレアスリヴァーも、実際よく流れてはいるのですが、
3色目、4色目を追加しないと使いにくいことを考えると、
ボムとは言いにくいですね。

次に、もうひとつTier2として挙げた、白黒ライフゲインです。
これは極端に特定のカードに頼るデッキであるため、
決め打ちのような形でピックしても、完成しない場合があります。
デッキの中核は天使の協定で、泡立つ大釜及び、交易所によってライフを得るというごくシンプルなものです。
このように、必須カードがすべてアンコモン以上のレアリティのため、
組もうとしても手に入らない場合があるのです。
泡立つ大釜と、交易所以外の方法でのライフゲインはそれほど現実的ではなく、
【オーラを使って夜の子を強化or吸血鬼の印を誰かに貼るという形になると思いますが、
これでは継続してライフを得ることは難しい】*7です。

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