BNG発売記念週末・私はいかにしてヤソコンを使ったか
2014年2月10日 TCG全般THS以来4ヶ月。
年4度のセット発売のなかでも、もっとも長い間隔、待ちに待ちました。
実際蒼猫亭でもあまりに変わり映えしないスタンダード環境もあってか、
モダンが流行しちゃってましたね。
しかし今回は小型で、
BOXを買うほどでもないかなー、という感じに思っていたので、
デッキを組むのも後回しにして、発売日はファットパックを開けて、ドラフトを楽しむ感じで。
発売記念フライデードラフトは3-0できました。
プレリ後にすでにで2度やってた甲斐がありましたかね。
しかしそのあとすでに4度ドラフトをしており、
成績は通算7ドラフト21戦で13-8。
もうちょっとがんばりたいところであります。
ドラフト環境の感触としては、
BNGにはシンプルなバニラ、ないしはフレンチバニラクリーチャーが少なく、
THSのクリーチャーよりもマナレシオが低く感じます。
英雄的や神啓をうまく活用した構築が求められるように思いました。
そしてスタンダード。
こちらは黒単系のデッキの大幅な強化が予想され、
それを受けてそれに対抗できるデッキが増えるのではないか、
という予想が自分としてはありました。
クリーチャーデッキに関しては、
悲哀まみれの被害が少ないタフネス3以上のクリーチャーに焦点を絞ったデッキ、
グルールミッドレンジに近いものを組んでくるのではないかという予想です。
そして新PW、キオーラ。
このカードを私は高く評価していて、
やはり奥義の近さ、
起動できれば勝ち、
という点は魅力的です。
黒単も青白コントロール系デッキに対しては、
群れネズミを用いる場合以外は、
冒涜の悪魔1体でひたすら殴る、
あるいは変わり谷で評決を受けずにクロックを刻むというのが勝ち手段で、
そのいずれにも対応できるキオーラは黒単キラーとして十分に機能します。
まず、これまで使っていた黒タッチ緑信心は使いたくありませんでした。
メタられるのが目に見えていますし、
黒単色で使えるパーツが増えたのに、
まだ緑をタッチし続けるのか、
という問題があって、
それについて時間をかけて検討し、
なおかつメタられるデッキを持っていくよりは、
新たなデッキを持っていくほうが良いと考えました。
そこで求められたのが、
黒単に対してプレッシャーになるクリーチャーでした。
霊異種はもちろん強いです。
しかし実質8マナ程度のクリーチャーです。
それまで捌き続けても良いのですが、
あまり後手後手に回り続けてしまうのもうまくありません。
また、結局飛行クリーチャーとはすれ違いになってしまうという問題もありました。
夜帷の死霊が結局マスト除去orカウンターになってしまうんですよね。
それらに回答できるクリーチャーがいました。
予知するスフィンクスです。
3/5というサイズは夜帷の死霊を止められるサイズであり、
まごうことなき5マナの除去耐性があるクリーチャーであり、
青白に対しても放置した時のクロックはそれほどでもないですが、
圧倒的な手札の質の差を産み出してしまい、
その後の重要な呪文を通すのが難しくなってしまう以上放置しがたいクリーチャーです。
次に使いたい呪文としては英雄の破滅がありました。
キオーラを得て、青白コントロールが、
キオーラ、ペス、ジェイスの3種類を据えたプレインズウォーカー連打デッキとなる可能性は十分にあり、
グルールの巨大なクリーチャー、にも対応できる環境でも屈指の使いやすいスペルです。
ここまででデッキは青黒。
欲張って白を取って啓示を使えるデッキにしても良かったのですが、
THS環境初期にエスパーコントロールを試しており、
マナベースの問題、
具体的にはショックインの回数増加などを感じており、
事故の可能性なども考えると、
あまり積極的に使いたくありませんでした。
また変わり谷は相変わらず強烈に強力で、
啓示、宝球、評決の3種の神器を切ってまで使いたいカードに感じました。
よってここまででデッキは青黒2色に決定。
と、なると尊敬するデッキビルダー、八十岡翔太氏のGP静岡TOP4デッキ、ヤソコンが思い起こされます。
ちょうどフィニッシャーとしてスフィンクスを採用しているところも同じで、
カードの採用枚数は拝借できそうですね。
歪んだ体形を上位互換のように扱える場面の多い胆汁病に変更、
家畜化もoutしてしまいましたが、これはまだ検討の余地がある、
というか、なんで抜いちゃったの?カードの可能性もあります。
波使いはグルールに対して強力なカードであり、
そのまま採用できそうです。
青白に対して、
スフィンクスと並んで、
1枚で評決を要求できるカードとなりえるのも大きな魅力です。
あとは自分の好みの枚数に各カードを微調整。
こうしてとりあえず完成したのが以下のリストです。
ヤソコンより劣化している、という意見もあるでしょうが、
八十岡翔太氏への敬意を持ってデッキ名はヤソコンとさせていただきます。
想定内の相手とのマッチばかりで、ひとまずメタ読み成功だったと言えると思います。
しかしまだまだプレイング甘いところも多く、
1ミスで死んでしまうデッキなので練習していこうと思います。
デッキリストもまだまだ要調整ですね。
長々書いて疲れたので細かい話はまたに。
年4度のセット発売のなかでも、もっとも長い間隔、待ちに待ちました。
実際蒼猫亭でもあまりに変わり映えしないスタンダード環境もあってか、
モダンが流行しちゃってましたね。
しかし今回は小型で、
BOXを買うほどでもないかなー、という感じに思っていたので、
デッキを組むのも後回しにして、発売日はファットパックを開けて、ドラフトを楽しむ感じで。
発売記念フライデードラフトは3-0できました。
プレリ後にすでにで2度やってた甲斐がありましたかね。
しかしそのあとすでに4度ドラフトをしており、
成績は通算7ドラフト21戦で13-8。
もうちょっとがんばりたいところであります。
ドラフト環境の感触としては、
BNGにはシンプルなバニラ、ないしはフレンチバニラクリーチャーが少なく、
THSのクリーチャーよりもマナレシオが低く感じます。
英雄的や神啓をうまく活用した構築が求められるように思いました。
そしてスタンダード。
こちらは黒単系のデッキの大幅な強化が予想され、
それを受けてそれに対抗できるデッキが増えるのではないか、
という予想が自分としてはありました。
クリーチャーデッキに関しては、
悲哀まみれの被害が少ないタフネス3以上のクリーチャーに焦点を絞ったデッキ、
グルールミッドレンジに近いものを組んでくるのではないかという予想です。
そして新PW、キオーラ。
このカードを私は高く評価していて、
やはり奥義の近さ、
起動できれば勝ち、
という点は魅力的です。
黒単も青白コントロール系デッキに対しては、
群れネズミを用いる場合以外は、
冒涜の悪魔1体でひたすら殴る、
あるいは変わり谷で評決を受けずにクロックを刻むというのが勝ち手段で、
そのいずれにも対応できるキオーラは黒単キラーとして十分に機能します。
まず、これまで使っていた黒タッチ緑信心は使いたくありませんでした。
メタられるのが目に見えていますし、
黒単色で使えるパーツが増えたのに、
まだ緑をタッチし続けるのか、
という問題があって、
それについて時間をかけて検討し、
なおかつメタられるデッキを持っていくよりは、
新たなデッキを持っていくほうが良いと考えました。
そこで求められたのが、
黒単に対してプレッシャーになるクリーチャーでした。
霊異種はもちろん強いです。
しかし実質8マナ程度のクリーチャーです。
それまで捌き続けても良いのですが、
あまり後手後手に回り続けてしまうのもうまくありません。
また、結局飛行クリーチャーとはすれ違いになってしまうという問題もありました。
夜帷の死霊が結局マスト除去orカウンターになってしまうんですよね。
それらに回答できるクリーチャーがいました。
予知するスフィンクスです。
3/5というサイズは夜帷の死霊を止められるサイズであり、
まごうことなき5マナの除去耐性があるクリーチャーであり、
青白に対しても放置した時のクロックはそれほどでもないですが、
圧倒的な手札の質の差を産み出してしまい、
その後の重要な呪文を通すのが難しくなってしまう以上放置しがたいクリーチャーです。
次に使いたい呪文としては英雄の破滅がありました。
キオーラを得て、青白コントロールが、
キオーラ、ペス、ジェイスの3種類を据えたプレインズウォーカー連打デッキとなる可能性は十分にあり、
グルールの巨大なクリーチャー、にも対応できる環境でも屈指の使いやすいスペルです。
ここまででデッキは青黒。
欲張って白を取って啓示を使えるデッキにしても良かったのですが、
THS環境初期にエスパーコントロールを試しており、
マナベースの問題、
具体的にはショックインの回数増加などを感じており、
事故の可能性なども考えると、
あまり積極的に使いたくありませんでした。
また変わり谷は相変わらず強烈に強力で、
啓示、宝球、評決の3種の神器を切ってまで使いたいカードに感じました。
よってここまででデッキは青黒2色に決定。
と、なると尊敬するデッキビルダー、八十岡翔太氏のGP静岡TOP4デッキ、ヤソコンが思い起こされます。
ちょうどフィニッシャーとしてスフィンクスを採用しているところも同じで、
カードの採用枚数は拝借できそうですね。
歪んだ体形を上位互換のように扱える場面の多い胆汁病に変更、
家畜化もoutしてしまいましたが、これはまだ検討の余地がある、
というか、なんで抜いちゃったの?カードの可能性もあります。
波使いはグルールに対して強力なカードであり、
そのまま採用できそうです。
青白に対して、
スフィンクスと並んで、
1枚で評決を要求できるカードとなりえるのも大きな魅力です。
あとは自分の好みの枚数に各カードを微調整。
こうしてとりあえず完成したのが以下のリストです。
ヤソコンより劣化している、という意見もあるでしょうが、
八十岡翔太氏への敬意を持ってデッキ名はヤソコンとさせていただきます。
ヤソコン一応4-0で優勝しました。
1究極の価格
1破滅の刃
1遠隔+不在
3胆汁病
4英雄の破滅
2悪夢の織り手、アショク
4思考を築く者、ジェイス
3思考囲い
2好機
1本質の散乱
3中略
3解消
2漸増爆弾
2波使い
2予知するスフィンクス
4変わり谷
4欺瞞の神殿
4湿った墓
2ディミーアのギルド門
6沼
6島
サイドボード
3強迫
3悲哀まみれ
2潮縛りの魔道士
2群れネズミ
1霊異種
1真髄の針
1反論
1否認
1概念泥棒
蒼猫ブログ掲載用コメント
胆汁病貸してくださったYさん。
助かりました。ありがとうございます。
想定内の相手とのマッチばかりで、ひとまずメタ読み成功だったと言えると思います。
しかしまだまだプレイング甘いところも多く、
1ミスで死んでしまうデッキなので練習していこうと思います。
デッキリストもまだまだ要調整ですね。
長々書いて疲れたので細かい話はまたに。
コメント