暗黒の深部がモダン禁止であることを忘れていました>>挨拶


ブラックフロッグさんのブログを読んで思い出したプレイミスについて。

http://blackfrog.jp/blog/?p=793


今の環境はタップイン多色土地が多く、
トライランドと占術土地がある場合は先にトライランドから置くべきだという話はよく聞くと思います。

しかしこれをセオリーと鵜呑みし、手なりでプレイすると……という話。
サンプルデッキは渡辺雄也プロのジェスカイトークンです。

http://coverage.mtg-jp.com/mtgwc14/decklist/011763/


G1初手が

《神秘の僧院》
《凱旋の神殿》
《天啓の神殿》
《道の探求者》
《急報》
《稲妻の一撃》
《宝船の巡航》

の場合。

正しいセットランドは《凱旋の神殿》からだと考えます。

このハンドは2マナのスペルが多く、
タップインしながらでも先手なら問題ないと判断してのキープかと思いますが、
アンタップインランドを引くに越したことはないです。

手なりでタップインランドを置くと、次にアンタップインランドを引く確率は単純に14/53で26.4%ですが、
占術ランドをおく場合、1-{(39/53)*(38/52)}=0.462で46.2%の確率で2ターン目までにアンタップインランドを見つけることができます。

トライランドから入った場合も、結局2ターン目にプレイすることになり、
今更アンタップイン土地を見せられたり、4ターン目にしかプレイできない《軍族童の突発》を見せられて迷うハメになったりするのです。

例えばですが、

《ゴブリンの熟練扇動者》
《シヴの浅瀬》
《軍族童の突発》
《かき立てる炎》
《溢れかえる岸辺》

という順番のライブラリートップでシミュレーションしてみてください。

トライランドスタートの場合、マナ効率が悪くなったり、
ちぐはぐな場合が発生することがわかると思います。

もちろん占術土地からの方がいいよ、と主張する私の作為的なサンプルですが、
意味は理解いただけるかと思います。

あくまでも「占術土地は後置き!」というのは探すカードがハッキリしていないから、
という理由からであって、探すカードが1ターン目から存在する場合は、話が違うのです。

というお話でした。

コメント

のす
2014年12月10日1:40

めっちゃ似たようなこと考えててびっくり。
最近だと下みたいなハンドだったら神殿から置いてた。

開拓地の野営地
神秘の神殿
奔放の神殿
森の女人像
クルフィックスの狩猟者
スズメバチの巣
嵐の息吹のドラゴン

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索